おじさんピロリ菌を除菌する①

おじさんメンテナンス

全然PTA関係ないけど言いたかった

冒頭からものすごいタイトルですが、お話しします笑

きっかけとなった「バリウムやめとけ説」

普段私は会社勤めなのですが、年に1回健康診断があります。

35歳以上になるとバリウムを飲んでの胃の検査を行うのですが、

そのバリウムの検査をやめといたほうがいいと言われたのがそもそもの始まりです。

知らない人のために:バリウム検査とは

皆さんX線検査をうけたことはあると思います。
(受けたことのない人は受けたほうがいいと思います笑)

X線検査はX線という放射線をあてることで体の中を画像として
写し、検査するもので正式にはX線検査と言います。X線を見つけた人が
レントゲンさんだったのでレントゲン検査という言い方も一般的です。

X線を利用した検査には他にもCT検査もあります。

バリウム検査もX線を利用した検査です。まずはバリウムという
X線を吸収する性質を持つ重晶石という石からできた薬を飲みます。

これにX線を当てることで胃の中の形状を見る「胃透視検査」のことを
バリウム検査といっています。

嫌すぎるバリウム検査①初見殺しの発泡剤

簡単に言うとそれだけなのですが、実は嫌なポイントが3つくらいあります笑

はじめてバリウム検査に行くとまず最初の決め台詞としてこれを
言われます。

看護師さん
看護師さん

はい、このお薬を飲んで
絶対にげっぷをしないで我慢してくださいねー

おじさん
おじさん

??????

。。。。これ、ほんとに初めてのとき、めちゃくちゃ驚いたんですよ笑

急に飲まされてげっぷ我慢しろって言われても、何がどうなるんか想像つきますか?笑

飲むと炭酸飲料の何倍ものしゅわしゅわがでてきて胃を膨らませてくれるんですが
少しでも口の中に残っていようものなら恐ろしいスピードで発泡するので
もはや吹き出すっていうレベルじゃないスピードで口から吹き出します

また、無事に飲めたとしても胃の中で強烈に発泡するためにものすごい
げっぷがしたくなります

2回目以降は何が起こるかわかるので大丈夫なのですが、初めての人には
もっとちゃんと説明してほしいです笑

嫌すぎるバリウム検査②実験体のマウスを疑似体験ができるぐるぐる

無事にバリウムを飲み終わると次に検査技師さんによる検査があります。
(その前にバリウムがめっちゃまずいという試練もありますが、まあ置いときます笑)

取っ手のついている検査台に寝そべるのですが、これまた初見殺し笑

全く何が起こるか想像できないのです笑

検査技師
検査技師

はい、じゃあ取っ手をしっかりつかんでおいてくださいねー
危ないですから取っ手から手を離さないでくださいねー

いやいやいや笑

しれっと危ない言うてるし!

この検査台=透視台はぐるぐると動いて胃の形を撮影しやすいように
なっているのです。また、ついでに胃の中にバリウムをしっかりと
まんべんなく広げるために、検査を受ける側もぐるぐると動かないといけません。

その際、検査技師さんから「右に3回回ってくださいー」とか「もう少し腰を
上げてくださいー」などと言われっぱなし状態になるのですが

これが実験体のマウスみたいでほんとに嫌です笑

嫌すぎるバリウム検査③エピローグ:なかなか出ないバリウム

最後になんですが、このバリウムは体の中に残っていると固まってしまい
非常に危険です。(そんなもの飲ますな笑)

下剤を使って排出を試みるのですが正直なかなか出ません笑

また、排出した便には当然バリウムが含まれているので
次の日くらいまでは便に濁ったバリウムが混ざります。

当然、おなかの調子も悪くなるのです。

なんでこんな大変な思いをしているのか

受けたことのない人からするとなぜこんな大変な検査をしているの?と
思われるかもしれません。

それ、正解です笑

検索をすればいくらでも出てくるのですが今、先進国でこんなにも
バリウム検査をしているのは日本だけだそうです笑

まず、デメリットとしてバリウム検査は被ばく量がはんぱないです笑

バリウム検査は、放射線を使用するので放射線被ばくします。国立がん研究センターによると、バリウム検査での被ばく量は3.7〜4.9mSv、胸の単純撮影は0.02mSvなので約200倍以上の被ばく量です。当然人体には影響のない被ばく量ではあります

植嶋医院HPhttps://ueshima-clinic.net/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%A8%E8%83%83%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E6%A4%9C%E6%9F%BB#:~:text=%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%AF%E3%80%81%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%82%92,%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AE%E8%A2%AB%E3%81%B0%E3%81%8F%E9%87%8F%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

考えてみると、何回写真撮んねん!っていうくらい何度も写真を撮るので

そりゃあ被ばく量は高いですよね。

またそれに加えて、残ったバリウムの排出についてもこんな話があります。

稀ですがバリウムの誤嚥による肺炎や、バリウムがなかなか排便されない場合に腸閉塞が起こることがあります。

日本消化器内視鏡学会HPhttps://www.jges.net/citizen/faq/general_04

おいおいおい笑。リスク高くないですか笑

なぜ、日本でこんなにもバリウム検査が続いているかというと

これまで検診において胃透視検査が内視鏡検査よりも優先されてきた理由は、胃透視の方が手軽にできて(バスによる巡回検診も可能)、かかる費用が安く、検査時間が短く、検査を行う人手も多いため(胃透視は放射線技師が主に施行、内視鏡は医師のみ)、より多くの受診者を検査することができたからです。

日本消化器内視鏡学会HPhttps://www.jges.net/citizen/faq/general_04
おじさん
おじさん

理由めちゃくちゃだな!おい!

しかも、胃カメラと比較して病気を発見できる可能性も低く、
もはや何のためにやっているかわからない検査なのです笑

長くなったのでパート②へ続きます

読んでくださってありがとうございます!

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