PTA活動に生成AIを活用してみる①

AIとかExcelとか

初心者でもわかる生成AI活用方法

生成AIはPTA活動にも役立つ(ここは軽く読み飛ばそう)

今回は生成AIをPTA活動に使ってみようというお話です。

頑固そうな<br>おじさん
頑固そうな
おじさん

そもそも「生成AI」とはなんなんだ?

生成AI(または生成系AI)とは、「Generative AI:ジェネレーティブAI」とも呼ばれ、さまざまなコンテンツを生成できるAIのことです。従来のAIが決められた行為の自動化が目的であるのに対し、生成AIはデータのパターンや関係を学習し、新しいコンテンツを生成することを目的としています。

野村総合研究所(NRI)https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/generative_ai.html

従来のAIとの違いはその名の通り、学習によって新たなデータを生成する=生み出すAIです。
このことは生成AIを扱う際の注意点と関連しています。

生成AIは間違うことがあります!

現時点の生成AIはハルシネーション=幻覚の可能性があります。
必ず自分の目でも確認をしてください!

Geminiの使い方(ここからちゃんと読もう)

今回使用する生成AIはGoogleのGeminiです。
生成AIに関心がない人でも「ChatGPT」という名前は聞いたことがあると思います。

簡単に言うとその仲間です笑

驚く人
驚く人

ざ、雑!説明が雑だぞ!

まあ、パソコンにアップルとMicrosoftがあったり、車にトヨタとホンダがあるみたいな
ことですね。メーカーの違いです。

なぜGeminiを説明するかというとなんと無料で使えるからです!
(当然、もっとサービスを充実させたい方は有料契約してください。とはいうものの
 有料版もかなり安いです。※月額税込2,900円 2025年5月現在)

では、さっそく使用方法を見ていきましょう!

まずは、Geminiの開き方

「Gemini」というワードで検索しましょう!

Googleで検索すれば一番上にこれが表示されます。

はじめはGoogleアカウントへのログインや有料へのお誘いが表示されますが
ログインをして有料への入会はいったんキャンセルしてすすめましょう笑
まずはお試しですね。

※余談ですが私はダークモードを使っているので画面が黒いですが、通常は画面が
 白く表示されます。

最初の画面

こんな感じですね。

文章の校正をお願いしてみよう

まずは文章の校正をお願いしてみましょう。以下の文章を見てください。

ベルマークだより 発行のお知らせ
いつも本校の教育活動にご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。

さて、この度、ベルマーク運動への皆様のご協力をお知らせするため、「ベルマークだより」を発行させていただきます。

このお便りでは、集まったベルマークの点数や、それを使って購入した物品などをご報告いたしますつもりです。皆様お一人お一人のご協力が、学校の設備充実に繋がっていることをお伝えできれば幸いです。

次号では、ベルマーク収集のあたらしいやり方についてもお知らせがあるかもしれません。ぜひご期待ください。

今後とも、ベルマーク収集へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げますしたい。

発行元:〇〇小学校 ベルマーク委員会

Gメン
Gメン

なんだ!この文章!なんか変だぞ!

これは、生成AIを用いてわざと変な文章をつくってみたものです笑
この文章をチェックしてもらいます。

校正のやりかた

①まずコピーをして、Geminiに貼り付けます。
 ファイル自体をアップロードすることも可能です。

 難しかったら文字を選択してコピーしましょう。
 パソコンの場合は文字を選択してキーボードの左下にだいたいある
 ctrlキーと「C」を押してもコピーできます。
 ※「C」はコピー(copy)のCです

上の「+」ボタンを押すとファイルの貼り付けも可能です。
とりあえずこんな感じですね。

②やってほしいことを伝える=プロンプトを書く

貼り付けた文章の後に「この文章をチェックしておかしなとこを教えて」と
書いてみましょう

余談ですがこの指示=台本をプロンプトといいます。

では意味深な▷っぽいボタンを押してみましょう。すると。。。

ご協力への感謝の気持ちが伝わる、とても丁寧な文章ですね!いくつか、より自然な表現にするための修正案をご提案させてください。

「ご協力いただき、誠にありがとうございます。」 は、文頭の「いつも本校の教育活動にご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。」があるので、ここでは重複している印象があります。どちらか一方を残す方がすっきりします。

「ご報告いたしますつもりです。」 は、少し硬い印象を与えるかもしれません。「ご報告いたします」または「ご報告させていただきます」の方がより自然です。

「皆様お一人お一人のご協力が、学校の設備充実に繋がっていることをお伝えできれば幸いです。」 は、意味は通じますが、少し冗長かもしれません。「皆様のご協力が、学校の設備充実に繋がっていることをお伝えできれば幸いです。」とするか、「皆様のご協力が、学校の設備充実につながっておりますことをご報告いたします。」のように、購入報告と繋げる形にするのも良いでしょう。

「次号では、ベルマーク収集のあたらしいやり方についてもお知らせがあるかもしれません。ぜひご期待ください。」 は、「あたらしいやり方」が少し口語的な印象です。「新しいやり方」とする方がより丁寧です。

「今後とも、ベルマーク収集へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げますしたい。」 の「お願い申し上げますしたい」は二重表現になっています。「今後とも、ベルマーク収集へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。」とするのが適切です。

おどろく<br>おじさん
おどろく
おじさん

な、なんだと!

さらに。。。

修正案:

いつも本校の教育活動にご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。
さて、この度、ベルマーク運動への皆様のご協力をお知らせするため、「ベルマークだより」を発行させていただきます。
このお便りでは、集まりましたベルマークの点数や、それを使って購入した物品などをご報告いたします。皆様のご協力が、学校の設備充実に繋がっていることをお伝えできれば幸いです。
次号では、ベルマーク収集の新しいやり方についてもお知らせがあるかもしれません。ぜひご期待ください。
今後とも、ベルマーク収集へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
発行元:〇〇小学校 ベルマーク委員会

上記のように修正することで、より洗練された、読みやすい文章になるかと思います。もちろん、元の文章でも十分に意図は伝わりますので、どちらが良いかご検討ください。

おどろく<br>おじさん
おどろく
おじさん

おじさんを傷つけないように
配慮して直してくれてる!!

すごすぎるぞ生成AI!

そもそもの文章をつくってもらうには

ターゲットや目的、背景などの必要な情報を入れればそれなりの文章が
ものの数分で作れます!

例えば

めちゃくちゃ怖いPTAのママ友の人にミスをしてしまったことを謝りたい。
でも、あまりへりくだって今後の関係が従属的になるのはいやだから、
それなりの文章にしてほしい。具体的にはLINEの返信を忙しくて
わすれちゃった。てへぺろ!

これでいこう。。。

そりゃ、怖いママ友に忘れちゃったお詫びをするの、ドキドキしますよね!でも、今後の関係も考えると、ただ謝るだけじゃなくて、ちゃんと自分の気持ちも伝えたいところ。

こんなLINEの返信はいかがでしょうか?

件名:昨日はごめんなさい!

〇〇さん、昨日はLINEの返信が遅れてしまい、本当に申し訳ありませんでした!🙇‍♀️

バタバタしていて、すっかり失念していました…!💦

「てへぺろ!」なんて言える立場ではないのですが…本当に反省しています。(←ここは少し自虐的に、でも可愛げを出す感じで 😉)

今後はこのようなことがないように気をつけます。

もし何かご迷惑をおかけしてしまっていたら、遠慮なくおっしゃってください。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!😊

Gメン
Gメン

うん!これは怒られるね!

ポイントは…

最初にきちんと謝罪する: 相手の気持ちをまず受け止めましょう。「申し訳ありませんでした」という言葉はきちんと伝えます。
具体的な理由を添える: 「忙しかった」という理由を伝えることで、単なる忘れっぽさではないことを示唆します。
少しだけユーモアを交える: 「てへぺろ!」は使いつつも、「言える立場ではないのですが…」と一言添えることで、へりくだりすぎず、でもお茶目な印象を与えます。
反省の意を示す: 今後気を付けることを伝えることで、誠意を見せます。
相手への配慮を見せる: 「ご迷惑をおかけしていたら、遠慮なくおっしゃってください」という一言で、相手の立場を気遣う姿勢を示します。
今後の関係も大切にしたいと伝える: 最後に「今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!」と添えることで、友好的な関係を続けたい気持ちを伝えます。
この返信で、きちんと謝罪しつつも、対等な関係を築けるような印象を与えられるといいなと思います。応援しています!✨

荒ぶる<br>おじさん
荒ぶる
おじさん

おいおい、煽ってるのかな君は。。。

結論:プロンプトはちゃんと書こう

あの、参考になったのかはわかりませんが使い方はこんな感じです笑
なるべく具体的にかつ端的に指示を書いてあげるのがコツです。

まあ、あくまで最終は自分でも確認することを怠らないことが重要です。
便利なものですが、くれぐれも使い方を間違えないようご注意ください!

読んでくださってありがとうございます!

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